先週金曜日はようやく東証マザーズ指数が下げ止まり、ほんの少しですがプラスで引けました。

火曜日(年初)は先月末の買いの反動で下げ、水曜日はファンドの解約売りっぽい売りで下げ、そこから木曜にかけては個人投資家のマージンコールなどによる売りで下げ、といった感じでした。金曜日は寄り付きは強く、下げ止まりリバウンドの期待をさせた後に売られ、また先月見た下げパターンかと悲しくなってから後場に切り返しました。

悪い流れは一旦終わった感じでした。

 

米国の金利上昇から今回の中小型株(グロース株)の下げは始まっています。注目しているのが、以前から度々お話ししている、米10年債の1.8%。ちょうどいまそのレベルまで来ていまして、ここを上抜けて止まらなくなり、更に株が売られるのか、ここで止まって下げ始めて株が戻るのか、今現在もその攻防が続いています。今晩のNY市場がまた注目というか警戒です。今はまた株はリスクオフで下げています。。。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]