ロシアでのワグネル反乱は週末だけであっという間に一応の収束となり、ロシア政情不安でグローバルに株にネガティブなのか、ウクライナ問題解決方向でポジティブなのか、週末明けの日本株市場が注目されましたが、日経平均やTOPIXはリスクオフで売られた後は戻し、ふらふらした後に小幅安での引けとなりました。ドル円もほとんど動かなかったですね。結局のところ、アジア時間では消化できないニュースということで、今晩の欧米市場の反応待ちとなります。
割りを食ったのは中小型株で、東証マザーズ指数は-2.3%と大きく下げました。リスクオフとなると真っ先に売られるところですので、予測できないイベントでのこの下げはアンラッキーだというしかありません。ただ今回今月の大きなラリーの前の高値日(22/12/1)の引け値806.44を場中でも割らなかったのは、一応サポートがあったかなという感じで、すこしだけ安心材料ではありました。
東証プライム市場、東証グロース市場ともに売買代金は先週金曜日比で30%弱の減少となっており、売り込まれたというよりはどう動いていいか分からなかったという感じで、下方向のトレンドが出来たわけではありません。今晩の欧米市場、明日の日本株市場の動きを見て、今後の動きを考えていくことになりそうです。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- 【参考銘柄】半導体関連銘柄 - 2024年7月26日
- マーケット一言:日経平均8日連続安、半導体と自動車弱い、グロース250指数強い - 2024年7月26日
- マーケット一言:米半導体株安、円高で日本株は大幅続落、日経平均38,000円割れでどうするか - 2024年7月25日
- マーケット一言:いいところなく全面安だが下げ幅は小さい、中小型株弱い、円高進行 - 2024年7月24日
- マーケット一言:半導体関連銘柄失速により、ほぼ変わらずだが日経平均マイナス、金融株と海運株強い、中小型株反発だが小幅 - 2024年7月23日